カジ子の暮らしの挑戦

カジ子の暮らしの挑戦

2児の母 カジ子です。子育て・節約・幼稚園キャラ弁・家庭菜園・ハンドメイド中心の雑多ブログです。

子どもの癇癪との向き合い方~親の都合を押し付けたっていい~

こんにちは!カジ子です!

ブログタイトル「親の都合を押し付けたっていい」ギョッとするタイトルですが、今日は臨床心理士さんから聴いた子どもの癇癪との向き合い方について書いていこうと思います。

f:id:kajiko36:20180910145645j:image

子育てをしていると子どもが「〇〇したいー!!!!ギャー!!」となることありますよね。癇癪には「まだ遊びたい」「このおもちゃがほしい」「お菓子が食べたい」など、子どもながらに理由があります。子どもの希望を叶えてあげられればいいんでしょうが、当然すべてを叶えてあげることは不可能です。「まだ遊びたい」と言われても、親は帰って家事もしなければいけないし、暗くなるまで遊ばせると危ない、「おもちゃがほしい」と言われても、クリスマスや誕生日でもないのにホイホイ買ってはあげられない、「お菓子が食べたい」と言われても、ご飯の前にお菓子ああげれない・・・子育てをしていると子どもに我慢を強いる場面が多々でてきますよね。我が家の場合、毎日毎日、3歳の坊やの「〇〇したい」攻撃との戦いで、我慢させすぎではないか、坊やの好奇心の芽を摘んでいないか最近のカジ子の悩みでした。

臨床心理士さんに相談!癇癪との向き合い方

STEP1 気持ちに寄り添いながら声掛け

     「〇〇したいね。でも△△だから                       ダメなんだよ」

STEP2 癇癪をおこしていても、危なくなけ                 れば放っておく

STEP3 癇癪が落ち着いて気持ちが切り替わ                  ったら、褒める

    「ちゃんと我慢できたね。偉かった                  ね」

基本はこの3STEPです。

 

実践のポイントその1 親が譲らない

子どもの癇癪に困って、親が折れてしまっては子どもは泣けば思いが通ると勘違いしてしまいます。親は絶対に折れないことが基本です。

実践のポイントその2 他のことに気をそらす

ギャーっとなっていても他のことに誘うとコロっとそっちに気持ちが移ることがあります。

実践のポイントその3 事前にお約束をする

子どもが癇癪を起しそうな場面って、なんとなくわかりますよね。そういった時には事前に約束をしておくといいです。例えば公園で遊ぶ時には「〇時には帰るよ」「ママが帰るよって言ったら帰るよ」「アラームが鳴ったら帰るよ」と約束をする。約束の時間になったら、無理やりにでも連れて帰る。

実践のポイントその4 褒める

これが1番大事です。子どもにとって我慢するというのは親が思う以上にストレスです。まだまだ自分の感情のコントロールがきちんとできないですからね。我慢できた頑張りをしっかり褒めて、子どもの気持ちに寄り添うことが大事です。

 

親の都合を押し付けたっていいってどういうこと?

ブログタイトルの話になりますが、ようは決定権は親にあるということを子どもに気付かせるということなんです。遊びたいのに遊ばせてもらえないのも、おもちゃを買ってほしいのに買ってもらえないのも、お菓子が食べたいのに食べさせてもらえないのも、子どもにとっては親の都合でしかありません。でも、ダメなものはダメですよね。「僕は〇〇したいけど、決めるのはお母さんなんだ」と子どもが気づくことが大事なんです。家庭の中だけで生活していいのであれば、子どもは自分の思い通りに過ごすことも可能でしょう。でも幼稚園、小学校と社会に出ていけば、自分の思い通りにならないことだらけです。自分の気持ちをコントロールして、ルールに従い、お友達の話をきき、周りに合わせて過ごさねばなりません。その練習を親とのやりとりの中で行っているんですよね。

カジ子は毎日のように続く坊やの「〇〇したい」癇癪にどう接していいか悩んでましたが、この話を聴いて「ダメなものはダメ」をやり通そうと思いました。坊やもあと2年半で小学生です。坊やが学校生活にスッと馴染めるように、坊やの練習に付き合っていこうと思います。