叱ってばかり=褒めてないだった話
こんにちは!カジ子です!
触りたい症候群の我が家の坊や。年少さんになってもテレビの配線を触る、キッチカートで暴走、洗濯もの干しに登る・・・
カジ子も初めは理由を説明して優しく諭します。
が!
触りたい欲求が勝る坊やは何回言っても何回言っても同じことを繰り返す。
諭して坊やも納得したかなーと思っても、カジ子がいなくなるとすぐ触る。
結局「触らないって言ってるでしょ!!!」とカミナリを落とすことになってしまいます。
それと何度言っても靴下がちゃんと履けない坊や。
マーク付きにしてみたり、かかとと足裏が色つきの物にしてみたり、ぬいぐるみに履かせて見本にしたり、色々してみましたが、本人まったくやる気がありません。
明後日の方を向きながら、後ろ前、左右、ぜーんぶ逆で履いて「かあか!こう?」なんて聞いてくるもんだから、カジ子もついついカッカとしちゃって、「ちゃんと見て履かんと!」「かかとはどこだった?」などと強い口調で叱ってしまってました。
朝の空気は最悪で「かあか、大好きよ」と坊やが悲しそうに言うのも「かあかも大好きだけど、靴下はちゃんと見て履いて!」なんて冷たいことを言ってしまったり・・・。坊やの触りたい欲求の対応と相まって、カジ子もちょっとしたことでカリカリしてしまっていて、朝から晩までガミガミ・イライラ。これじゃいけないな、と思って、子育て関連の本を読みなおすと、はっとしたんです。
最近褒めたっけ・・・
坊やの触りたい欲求を抑えることに必死で、全然褒めてなかったことに気づきました。
褒めることの大切さって子育て関係の本にもよく書いてありますよね。
褒められると自信がつき、やる気もでます。また、褒められることで自己肯定感が育っていきます。
子どもの成長において、親から褒められることってとても大事なことなんですよね。
先ほどの靴下の件も褒めるだけで、瞬く間に1人で履くことができるようになりました。
最初は
「お!自分で履くんや!えらい!」
「おしい!かかとがちょっと違うかな!頑張った!」
と、自分で履く意志を褒め、
きちんと履けたら
「すごい!ちゃんと履けたやん」
と祭りのように騒ぎ、
今は言われなくても自分でちゃんと履いて、「かあか!見て!」と得意げに見せてくれるようになりました。
カジ子が褒めると、嬉しそうに「かあか!世界で一番大好きよ」と言ってくれます。もちろんカジ子も「かあかも世界で一番大好きよ」と返して、ギスギスしていた朝がびっくりするほど変わりました。
触りたい欲求の件も
「危ないから触らんよ。ちゃんとわかったね。偉いね」
と触らなかったことを褒めちぎったら、触ることがかなり少なくなりました。
坊やは叱られるとやる気をなくし、
悪いことをして気を引くタイプなんです。
坊やの悪い面ばかりみがちなカジ子。
叱るは簡単、褒めるは意識しないと難しい
と何かの本で読んだんですけど、本当にそうだなと思いました。
叱る前にグッと堪えて褒める。
叱った分だけ褒める。
叱るだけだと悪循環。そこに褒めるが加われば、悪循環から好循環に変わっていくと今回改めて感じました。