カジ子の暮らしの挑戦

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2児の母 カジ子です。子育て・節約・幼稚園キャラ弁・家庭菜園・ハンドメイド中心の雑多ブログです。

臨床心理士に聞いた!「捨てちゃうよ」は禁句?片付けられない3歳児対策~片付けられるようになる収納方法~

こんにちは!カジ子です!

子どもの片付けの躾ってどうしてますか?

我が家は寝る前と幼稚園に行く前は必ず片付けるというルールにしているのですが、まぁ片付けられない。

片付けないといけないのは理解してますし、片付けようとはします。でも、途中で遊んでしまったり、TVが気になったりで全っっ然進まないんです。

声かけをしながら一緒に片付けていても、片付けの途中でどうしても他の物に気をとられてしまうんですよね。最終的には声を荒げてしまって、子どもは拗ねての悪循環になってしまっていました。

 

 

「捨てちゃうよ」ってきくの?

「片付けられないなら捨てちゃうよ!」

片付けをしない子どもについ言ってしまうセリフではないでしょうか。

でも本当に捨てることできますか?捨てる気はないけど脅しで「捨てる」なんて言ってしまってませんか?

我が家の子どもは始めの内はゴミ袋を持って行くと慌てて片付けていたのですが、だんだんと効果が薄れていき、その内に「いいよ!」なんて言い出すようになりました。本当に捨てるわけないとナメてるなと思った私は、子どものおもちゃをすべて隠してみました。(恥ずかしながら捨てる勇気はありませんでした)しかし、子どもの反応は案外と冷静で、「片付けできないから収集車が持って行った」とあっけらかんと言う始末…。その上、「これも捨てるー」なんて幼稚園の工作まで持って来るようになってしまいました。

3歳頃だと「捨てる」という意味をまだちゃんと理解できない子どももいるようです。(我が家の子どももたぶん理解できてません)なぜ片付けなければいけないのか、どうやって片付けるのか、一緒に片付けをしながら根気強く教えていくことが大切です。

 

片付けはどうやって教える?

おもちゃの数を制限する

子どもはおもちゃを次から次へと出してきてしまいます。気がつけば部屋中おもちゃだらけなんてこともありますよね。

3歳の子どもにとって、沢山あるおもちゃを分別して片付けるというのは難しい作業ですし、途中で飽きてしまっても無理ないと思います。(大人でも面倒な作業ですからね…)なので、大人がある程度遊ぶおもちゃの数を制限して、片付けの難易度を下げてあげることが効果的です。

 1~2種類のおもちゃなら片付けるのも簡単ですぐ終わりますよね。飽きずに片付けることができますし、きちんとできたら目一杯褒めてあげることで子どもも片付けに自信がついていきます!

 

遊ぶ場所を制限する

我が家はリビングつづきの洋室を子どもの遊び場にしています。以前はおもちゃをリビングにも持って来て遊んでいたので、洋室~リビングまでおもちゃが散らばり、拾い集めるのが大変でした。そこで、おもちゃ部屋にプレイテーブルを設置し、そこで遊ぶようにしました。遊ぶ場所を制限することで、おもちゃを拾い集める必要がなく、片付けをスムーズにできるようになりました。

 

片付けのしやすい収納にする

今までは子どもが自由に出せるようにおもちゃを置いていましたが、子どもの手の届かないところにおもちゃを収納することにしました。子どもにおもちゃを取ってあげる前に、必ず今遊んでいるおもちゃを片付けてからにしており、使わないおもちゃは片付ける習慣ができています。また、種類ごとにカゴに入れたり、おもちゃごとの定位置を決めるなど、母子ともにストレスなくスピーディーに片付けられる環境を整えています。

 

我が家のおもちゃ収納

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①  プレイテーブル

トミカのレールはいちいち片付けると組み立てが大変なので、プレイテーブルに設置ています。

 

②  おままごとセット

1番上の段は子どもは自分では取れないので、おままごとのレンジと野菜や果物などの細々したおもちゃを収納しています。これを片付けるのは本当に大変だったので、制限をかけました。

 

③  比較的片付けやすいもの

ここは子どもが自分で取れるので、大きめのおもちゃで比較的片付けやすいものを入れてます。

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④⑤  下の子(11ヶ月)用のおもちゃ

ここは下の子も使える大き目のおもちゃを置いています。


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遊び部屋の押し入れ収納


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押し入れの2階部分にカラーボックスを入れて、収納しています。ここには、こどもチャレンジ系(ごっこやさんセットとか)、レゴ、積み木、パズル、カードなど、細かくて片付けが大変なおもちゃが入ってます。カゴにわけて収納してあるので、カゴごと子どもに渡し、遊び終わったらカゴに入れて返してもらっています。

 

絵本収納


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これはおもちゃ部屋の正面にあるキッチンカウンター収納です。絵本は毎日読みたいですし、母子ともにすぐ取り出せるところに収納しています。

 

遊ばせ方を変えてからの変化

おもちゃの遊ばせ方を変えてから、部屋がおもちゃで占拠されることがなくなり、かなりストレスが減りました。また、片付けが簡単になったので、子どももスムーズに片付けができるようになり、褒められることで、片付に対する拒否反応がなくなりました。片付けの声かけをすると素直に応じたり、違うおもちゃが欲しい時は自主的に片付けられるようになっています。

少しの工夫で効果があるので、子どもの片付けの躾で困っている方、ぜひ試してみて下さい。